カフェインについて
2021年 5月 17日 更新
カフェインとは
コーヒー豆由来の天然成分として名づけられ、60種類以上の植物に含まれております。
日本では、1951年まで薬用植物として日本薬局方にも掲載されていたのです。
※Lab Signal製品は全て天然カフェインです。
無水カフェイン(人工合成成分)
また、人工的に合成された『無水カフェイン』というものは様々な食品やサプリメントにも使用されております。
無水カフェインでは、天然カフェインと異なり抑制成分が無いことで単一の作用が強く、エナジードリンクや錠剤を摂取して死亡事故も起きていますので、十分ご注意ください。
カフェイン中毒という言葉を耳にしたことがあるでしょうか?
しかし、科学的にコーヒーやオーカー、茶やチョコに含まれる天然成分のカフェインは中毒など依存を生じることなど根拠はありません。
そもそも、中毒とは?
薬や化学物質が体に取り込まれたことで毒性が体に現れた状態を表します。
そして、自分の意志ではやめられない状態へと陥ってしまうこと。
※化学的に合成された『無水カフェイン』は除く。
コーヒーやオーカーに含まれる天然カフェインは、植物が創り出す天然のフィトケミカルなのです。
コーヒー業界最大手ネスレは「3Coffee a Day 1日3杯のコーヒー習慣がいい人生をつくります。」と伝えており、レギュラーコーヒーのトップシェアUCC上島珈琲は「ココロとカラダに1日3杯コーヒー習慣」と健康効果を消費者に伝えています。
カフェインは、身体に良い?悪い?どっち?
現在の科学によって分かっている正しい知識を学んでいきましょう。
カフェインとは?
コーヒー飲料、緑茶・ウーロン茶・紅茶等の各種お茶、ココアなどの飲料や、チョコレート等に含まれる成分。コーラや栄養ドリンク等の加工飲料にも含まれています。
他にも風邪薬や頭痛薬等、様々な薬にカフェインは使用されています。
カフェインによって薬効成分の効果が上がることや副作用が低減されることが分かっているためです。
カフェインの作用とは?
カフェインには、眠気を覚まして集中力を高める効果やダイエット効果、倦怠感を取る疲労回復効果、痛みを抑える鎮痛作用、多くの医薬品の一成分として処方されている薬理効果等があります。
無水カフェインは健康を害す?
適量を取ると疲れが取れたり、良い効果が豊富にあるカフェインですが、人工的に合成された単一成分である無水カフェインを含有しているエナジードリンクやサプリでは、死亡事故が起きており、身体に悪影響があることが分かっています。
エナジードリンクの過剰摂取で死に至ることも。
天然カフェインと人工合成無水カフェインは別物
植物由来の天然カフェインもあれば、人工的に作られたカフェインもあります。
調べていくと、植物由来の天然カフェインの過剰摂取によって死亡事故が起きたとされる事例は1件もありませんでした。
カフェインの影響は人それぞれ
飲酒に強い弱いがあるように、カフェインが身体に与える影響は大きく個人差があります。
カフェイン耐性がとても強くあまり効果を感じない方もいれば、一口カフェイン飲料を飲んだ直後から覚醒を感じ頭の冴えがハッキリと分かる方もいます。
中には、お酒が苦手で全く飲めない方がいるようにカフェインを身体が拒絶する方もいらっしゃいます。
カフェイン=コーヒーでは、ない。
カフェインが苦手だからコーヒーが飲めないという方の中に、コーヒーを摂取するとお腹が痛くなるが、お茶やチョコレート、コーラなどのカフェイン含有食品を摂取しても問題のない方がいらっしゃいます。
コーヒーという飲料は、コーヒーチェリーという果実の種子であるコーヒー豆を加熱によって抽出後の飲料が真っ黒になるほどに焦がすことで出来上がります。
お肉やお魚、野菜等を真っ黒に焦がして食べる事は身体に悪いと言われ、焦げは体内で異物だと判断し排出しようとする事から、コーヒーのみ身体が受け付けない方はカフェインが苦手なのではなく、コーヒーの焦げや鮮度に本当の原因があるのでは?と私たち宇宙ロースタリーは考えています。